3. 東伊豆
2010年10月
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初回の小田原が前菜、第2回の三浦半島がスープならここからがメインディッシュである。遂に伊豆を自転車で走る日がやってきた。伊豆には間違いなく人を惹きつける何かがあると思う。桜玉吉(皆さん知りませんね)の影響は少しあるかもしれない。この遠征以降、何度も伊豆を訪問し、アップダウンの繰り返しで走っていて正直つらい道が多いのだけれども、何度も走りに行きたくなる伊豆の道の初戦である。


今日のスタートは初回のゴールの小田原駅である。9:00から走り出した。小田原城を横目にまずは熱海を目指す。

小田原から真鶴までは海岸沿いの気持ちの良い道が続く。9:50に真鶴に到着。真鶴から熱海までの海沿いの道は自転車は通れない。上の道は結構アップダウンがきつい。正直、何とかしてほしい。

熱海に10:30に着いた。熱海は東洋のナポリとして売っているらしい。個人的にはナポリというよりモナコである。多分ボートが30倍いればモナコに見えるはず。むしろモナコに行ったとき、ここは熱海かと正直思った。モナコか熱海かは紙一重である。
ここから伊豆半島に突入するが、いきなり観魚洞をスルーしてしまう。事前に調べすぎてしまうと走っていて楽しくないが、事前調査不足で宿題を沢山残してしまうのも問題である。このバランスは難しい。

多賀を通過して網代に到着。11:00。網代の町中の旧道を通って新網代トンネルをパスする。新道を交差して鎮座するのが重厚感あふれる網代隧道である。左に見えるのが新道の立岩トンネル。豪快な空中回廊からコミカルな魚に彩られたトンネルに吸い込まれる姿をみるとどちらも捨てがたい。

間髪をいれず御石ヶ沢トンネルが待つ。旧道は私には突破不可能なのでパス。次に続く新宇佐美トンネルの区間は旧道を通る。静かで美しい絶壁の道路である。

宇佐美の町に下りてきた。宇佐美峠を望む。
伊東に11:45着。

伊東を過ぎるとR135と別れて海岸沿いのr109を進む。川奈を12:15に通過。有名なゴルフ場があるが、ゴルフをやらない人間からするとはっきり言って邪魔である。
写真はゴルフ場を通過して再び海沿いに戻った富戸の海岸。

12:50に城ヶ崎に到着。以前訪れたときはほぼ真っ暗だったのでよくわからなかったが、こういう色の岩だったのかと認識した。

R135に合流してひたすら南下、熱川の先の湯の沢口の交差点までたどり着いた。ここから白田に下ると戻ってこれなそうだったので、ここから戻ることにした。写真は白田と、その筋では有名なトモロ岬の方角を望む。無論私ごときではトモロ岬に突入することはできない。
ここからR135を延々伊東まで戻った。が、これは大きな間違いだった。この交差点は重要な交差点であり、ここは左折して旧R135を戻るべきであった。びっくりするチャンスだったのだが。
伊豆高原から伊東はかなりきつかった。さすが高原と名のつくことはある。

伊東から輪行で帰京。伊豆の道の奥深さを感じる一日だった。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/41301809

総走行距離は98.4 km。最大標高差は249 mしかないけれど、獲得標高は1296 mある。小刻みなアップダウンが多いことがわかる。
次回は大きなアップダウンに挑もう。
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