13. 箱根
2012年3月
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説明不要、天下のR1が誇る箱根峠。今年はここから走り出そう。ただしまだオープン戦なので短めのコース設定で足慣らしである。からが本番だ。けれど、オープン戦とはいえ初戦にここを選ぶことは、今年は山を走るという意思の表れである。


13回目にしてついに箱根に挑むときがやってきた。といっても今回は現国道を上る。旧街道r732は今後のお楽しみだ。そしていつか箱根駅伝往路全制覇というのもやってみたい。
小田原駅を10:40に出発し、箱根峠までR1を走って熱海に下る予定。

第9回の21枚目と全く同じ構図、旧街道入口の三枚橋から湯本方面を望む。第9回と異なり今日は快晴だ。

写真に小さく映っているが、今日も箱根のR1は渋滞している。第9回の反省から平日の午前に訪れたのだが、それでも駄目か。いつなら渋滞フリーな箱根を走れるんだろう。

今回は上手に捻じれを撮れた旭橋。左端が切れているが、気にしない。

ひたすら漕いで大平台のヘアピンカーブに到着。休憩をはさみながらだが、結構良い調子で漕げる。今年初めての自転車遠征だったので正直びびっていたのだが予想外だ。昨年の感覚をなぜか維持できている。

11:45に宮ノ下に到着。ここで第9回の経路と別れ、さらに上ってゆく。

小涌園に12:05着。渋滞もすっかりなくなった。

芦ノ湯の入り口から少しだけ下る。今年初の下りは爽快だ。

R1最高点に到達。箱根峠よりも高い標高874 m。ここが名無しということは、旧街道は箱根峠より低いところを通っているということか。

一気に下って芦ノ湖に到着。時刻は12:45。小田原から大体2時間で上りきることができた。

今日は富士山が美しい。

芦ノ湖畔をのんびり走り、箱根外輪山を少し上って道の駅箱根峠に到着。写真は道の駅からの景色。プリングルズ(小さい方)を一気食いして走り出す。当然緑のサワークリームオニオン味である。

13:15に箱根峠に到着。様々な道により拓かれ過ぎていて峠らしさはない。昔はどういう雰囲気だったのだろう。
峠の標高は846 m。今日もよく上ってきた。どうやら1000 m程度の標高差なら問題なく上れるようだ。

箱根峠を左折してr20を行く。北海道を走っているかのような荒涼とした景色を眺めながら走る。海と富士山が交互に目に入ってくる。さらに箱根峠からずっと平坦または緩やかな下りで、爽快にかっ飛ばせる。逆にこの道を上ってくるのは相当に厳しいだろう。

湯河原峠を過ぎ、13:40に十国峠のドライブインに到着。尾根伝いに峠を繋いでゆく。

さらに少し走って熱海峠に到着。ここから熱海を目指して下る。「急な下り坂」の看板がかかっているが、確かに相当の急坂だった。

かなり下ってきた。熱海市街を一望する。この後、来宮駅のあたりで道をロストしたが、適当に下った。熱海の市役所の前に14:10に到達。箱根峠から1時間程度かかった。

上の写真の一番奥に見えている岬に観魚洞隧道がある。R135の旧隧道で、写真のような立派な石組みのトンネル。

観魚洞を抜けて少しだけ進んで時間切れ。もしかしたら網代や宇佐美あたりまでいけるかなと思っていたが、今日はここまでで満足だ。熱海駅までのんびり帰る、はずだったのだが熱海市内の急坂に苦しんだ。かなり足にきている。
何とか14:45に熱海駅に到着。輪行して帰京した。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/41303644

今日の総走行距離は51.2 km、獲得標高1253 mだった。4時間走ったにしては距離が短いが、箱根を上っているので仕方ないだろう。今年の初戦としては十分だ。箱根周辺は色々とコースの選択肢があるのでこれからも走りたいが、渋滞を回避するにはどうすればいいのだろう。とりあえずR1はもういいや。
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