87. 陣馬街道 前編
2023年7月
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地図を見て、以前から気になっていた陣馬街道和田峠。かなり長い期間にわたって通行止めが続いていたと記憶しているが、関東に戻ってから改めて確認すると通行可能になっていた。8年前に大垂水峠を越えて以来、久々に東京の峠道を走ろう。


今日は自宅を8:40に出発。京王線に乗りたいので、まずは明大前を目指して走り出した。写真は武蔵小山の商店街の脇のr420を走行中。

これまで、自宅から輪行駅までは記事にしてこなかったのだけど、今回はかなり長い距離を走行したので少しだけ書くことにした。

学芸大学駅前を通って環七へ。今回走った区間の環七は、主要道路との交差点はほとんど全てアンダーパスとなっていた。

9時半に明大前駅に到着。何とか目標としていた電車に乗ることができた。明大前駅の周辺はまともな道がなく、さらに開かずの踏切に引っかかったりして苦戦した。

京王で高尾駅まで輪行し、10時半に再出発。コンビニで補給し、第45回以来のJR東日本の高尾駅前。第45回ではここを通過し、r516を走って小仏峠を目指したが、今日はここを右折してr46へ。記憶が定かではないのだけれど、12年前の第6回に走ったコースを逆走していると思う。

城山大橋の交差点を左折してr61へ。アップダウンを繰り返し、今日の主役である陣馬街道r521との交差点に到達。

陣馬街道はのどかな雰囲気で始まった。現時刻は11時。

とても緩やかな上り坂が続いている。走りやすいが、結局かなりの標高まで上らなければならないので序盤からもう少し上ってくれた方が後々を考えると助かる。電光掲示板によると、陣馬高原下から和田峠まで走行注意とのことだ。

一車線のかなり良い雰囲気の山道になったが、まだ本格的な上りは始まらない。

11:35に陣馬高原下に到達。いかにも峠道の麓という雰囲気だ。

和田峠道が始まった。最初からかなりきつい。陣馬街道は、江戸時代に甲州街道の裏街道だったようだ。

あっという間にかなりへばっている。写真の地点でおにぎりを食べて休憩。

峠道に、ちょくちょく距離を示す標識が立っている。おそらく登山道と交差する地点と思う。陣馬高原下から1.9 km上ってきた。和田峠まで1.7 km。

和田峠道の後半戦といえる、つづら折れ区間に突入。

つづら折れになると勾配が緩くなることが多いと思うんだけれど、この道はかなりきつい勾配のままで上っていく。後で峠に到達して知ったのだが、この道は林道由来とのことだ。江戸時代に街道が通り、林道として車道が開通。自転車にとっては厳しいパターンだ。

大きなスパンのつづら折れを一段一段クリアしていく。

眺望が開けるところもあった。麓の市街地を見晴らせる。

つづら折れ区間も終わり、峠まではあと少し。必死で漕ぎ続ける。

12:20に和田峠に到達。標高690 m。陣馬高原下から350 m標高を上げた。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/43880194

輪行を挟んで、今日はここまで約2時間半で27.8 km走行している。久々の峠道できつかったが、何とかペースを維持できている。
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