50. 横浜
2015年12月
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第1回から5年以上、断続的に自転車に乗り続け、遂に50回の節目に到達した。記念すべき第50回だからといって壮大な遠征に臨むわけではなく、横浜の自宅を起点とした短い自転車旅に出よう。


今日は横浜の自宅を10時に出発。一応、第45回の終点ということになるだろうか。うちは横浜のなかでは辺境にある。街の中心部を目指して走り始めた。

まずは青葉区から都筑区へ。川和高校北側の交差点を右折し、r12を走る。

r12を南下する。佐江戸の先の交差点を右折し、写真の鴨池大橋を渡ると緑区。

鴨居駅を通過し、r109を南下する。大したことのない上りが今日は辛い。今回はいつもの自転車ではなく普通のママチャリだ。しかもタイヤの空気を入れ忘れた。ただひたすら重く、ずっと上っているような感触。
r109の途中で緑区から保土ヶ谷区へ。

梅の木の交差点を左折しR16へ。

R16を跨ぐ環状2号に上る。写真は一つ上の写真の構図を環状2号から見下ろしている。

環状2号を南西へ進む。車道と自転車道の間に遮音壁があり、走りやすい。

コンビニで小休憩し、11:10に再び環状2号を走り出した。見づらいが、写真の青看には緑色の文字で5種類もの自動車道路が案内されている。初見で全て読み取るのは困難だ。横浜の道を車で走るのは慣れていないと大変だ。

東海道線を跨ぐ。見えないが、写真の右下に清水谷戸隧道がある。M20竣工、現役最古の鉄道トンネルだ。右手の家からは坑口を拝めるんだろう。
この後、折角なので反対側の坑口を見に行った。

清水谷戸隧道から引き返し、環2との交差点を直進して権太坂へ。写真はその途中にあった武蔵・相模国境を示す標柱。

権太坂上。箱根駅伝でおなじみだ。今日はここを左折しR1を北上する。

R1をしばらく進むと、元町橋交番前で新旧道が分岐する。直進して旧道へ。この辺りには断片的に旧R1が残っている。

12時に保土ヶ谷駅に到着。今日はここから東隧道に向かう。少し迷ったが、円福寺前の交差点を右折し坂道を上った。

少し上ると、立派な隧道が現れた。東隧道。S5竣工。

南側の坑口。この隧道は、関東大震災の復興事業の一つとして水道管敷設のために造られたらしい。そのため、横浜を代表する歴史的な隧道であるにもかかわらず幹線道路に建設されておらず場所がわかりにくい。

東隧道から道なりに南下し、保土ヶ谷区から南区へ。さらに進むと、第2のターゲットが現れた。大原隧道。S3竣工。東隧道とよく似た装飾であり、同じプロジェクトとして建設されたことが伺われるが、こちらは非常に狭い。車の通行が想定されていないことがわかる。

南側の坑口。こちらも一切手抜きのない坑口だ。トンネルの内壁にはライナーが巻かれているが、その中は煉瓦なのだろうか。

大原隧道から下ってゆく。前方の高架橋は首都高K3。

r218を桜木町方面に進む。再びK3を潜る。黄金町駅を過ぎると中区へ。

桜木町からr13を北に進むと西区となる。めまぐるしく区が入れ替わる。R1と交差して進む。

平沼橋で、相鉄とJRさらに帷子川を渡る。反対側には横浜駅が見える。
現時刻は12:35。そろそろ家に向かおう。昼食を取りたい気もしたが、面倒になったのでパスした。

浅間下の交差点を過ぎると、三ツ沢に向かう上りとなる。

三ツ沢からは神奈川区。少し郊外の雰囲気になる。r13は三枚町の交差点を右折するが、そのまま直進する。

長くはないがきついアップダウンを繰り返しながら進む。ルート選択を間違えたと思う。少し遠回りでも、r13・r12を経由すればよかった。そちらの方が川に沿っているので走り易かったと予想する。横浜の地形の特徴は、入り組んだ谷にあると思う。下手に線を引くとひたすら山と谷の往復を繰り返すことになる。
写真は神奈川区と港北区の境界。

泉岳寺の交差点を左折しr12へ。ここはもう少しだけまっすぐ進むと旧道を走れたのだが、考える余裕がなかった。
現道の新川向橋から、建設中の高速道路を眺めつつ進む。

新川向橋を渡ると都筑区。ほとんど戻ってきたといっていいだろう。ららぽーと横浜で少し買い物。13:55に再び走り出した。
見覚えのある青と白の煙突が見えた。

14:15、青葉区に戻ってきた。マクドナルドで遅い昼食をとり、帰宅した。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/41397831

今日の総走行距離は約40 km。買い物を除くと4 h弱走ったので、ママチャリにしてはよく走っている。獲得標高は465 mあり、都市部にしては侮れない。
今回は久々に天気が良かった。次回もそうあることを祈る。
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