7. 奥多摩 前編
2011年8月
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東京に住んでいれば一度は訪れてみたい東京都の最奥地である。今回は奥多摩の中でも最も秘境と思われる日原を目指して走る。さらに小河内ダムを通り過ぎ、山梨県に突入して大月に抜ける予定。第5回第6回とは訳が違う、本年度のビッグプロジェクトの始まりだ。長くなったので二部構成でお送りしようと思う。


今日のスタートは青梅線の小作駅。8時に出発。まずは第6回に到達した小作坂下の交差点に向かう。

青梅に向かって走る。写真は奥多摩方面の山並み。今日はここから見えている山をはるかに越えていくことになる。

少し寄り道する。東青梅駅からr28成木街道を走って吹上峠を訪れる。最初間違って明治時代の道に入ってしまったが柵で行き止まり。昭和の隧道に向かう。

隧道を通り抜けたところ。軽く荒れている。

通り抜けたところで振り返ってもう一枚。結構ものものしい雰囲気がある。一日の最初のちょっとした寄り道のはずだったが、既にお腹一杯な感じ。
新吹上トンネルを通ってR411青梅街道に戻る。現道のトンネルはトラックが多く厳しかった。ここからが本番だ。

多摩川沿いを走る。関東平野はすぐに終わり、写真のような山地の景色となる。
余談だが、今回からヘルメットを装備した。それ以外は普段着と変わらない。上半身はTシャツ重ね着で、下半身は普通のハーフパンツ、素足にサンダルである。なめているといわれてもしょうがない。でもサンダルだと海にも川にもそのまま入れる。

御岳駅に9:50に到着。御岳山に登るのだろう、観光客が多い。

秋葉ではないが万世橋。かなり山深くなった。道路から水面までは相当な高さがある。
だらだらとした坂がずっと続いている。ペダルをこぎ続ける。

10:50に氷川に到着。青梅線終点の奥多摩駅のある集落だ。写真は氷川大橋。ここから寄り道して奥多摩最深部である日原を目指す。

日原街道を走る。杉木立の気持ちよい道だが、青梅街道より狭く、傾斜はきつい。

氷川から日原に向かって少し走った地点。とんでもない山奥に来たことに気づかされる。さすが東京の秘境である。

石灰石鉱山のトロッコが、空中を次々と通り過ぎていく。ずっと見ていても飽きない。

日原トンネルの直前まで来た。削り取られた山が見える。
「とぼう岩」が一回くらい見えるのかと思ったが、それらしき姿を一度も見ることができなかった。

長くて屈曲した日原トンネルを抜けた。旧日原隧道の入り口を覗いて、当然旧々道には侵入しない。日原集落が見えるところまで進み、満足して引き返すことにした。

振り返るとこのような景色。

一気に氷川まで戻る。氷川を象徴する工場が見える。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/41301902

現在ちょうど12:00である。ここまでで前半戦は終了し、後編では氷川からさらに西に向かって行こう。
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