59. 内津峠 前編
2017年2月
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愛知と岐阜の県境に、ずっと気になっていた小さな峠がある。冬に半日時間が取れたら、その隣にある凶悪な主要地方道とセットで行ってみようと思っていたのだが、ようやくその時がやってきた。


今日は13時半に自宅を出発。半日の気楽な遠征のはずだ。r30を北へ。

宮前橋で矢田川を渡る。右手に見えるのはゆとり―とライン。

宮前橋を渡った先を左折して堤防上を進む。左手にはナゴヤドーム。気分のよい道だったのでR19まで堤防上を進もうかと思ったが、r15との交点の先をどのように処理してよいのかわからず、結局r30に戻ってしまった。

新守山駅の先でようやくR19に合流。庄内川を渡って春日井市へ。

R19の旧道に見えるr508へ。現時刻は14:15。今日のゴールを予定している多治見まではここからたったの22 kmだ。まっすぐ走れば2 hもかからずに着くだろう。

交通量の多いr508を延々と進む。左に大きく曲がると、前方に低い山並みが見えてきた。今日のターゲットである内津峠は見えているのだろうか。

坂下で、古そうに見える橋が現れた。坂下橋、S32竣工。R19の旧橋だろう。

r508を進み、市民球場前の交差点に到達。既に内津峠に向かう上りに差し掛かっているように思われるが、ここは左折してr49に寄り道しよう。

r49を上ってゆく。この道路は元有料道路であり、つい最近のH28まで小牧東インター有料道路だった。写真のシェードは料金所の跡かと思ったが、違うようだ。

明知トンネル。ここを過ぎると下りになる。市民球場からここまで、標高差100 m程度の上りだ。トンネルを抜けると春日井市から小牧市へ。さらにその先で犬山市へ。

一気に下ってr16と交差する郷中新橋南の交差点に到達。帰りに気付いたが、この道路には旧道がある。
青看の右方向には何も書かれていないが、ここはもちろん右折する。

r16のヘキサが現れた。多治見犬山線と書いてあるが、今日は多治見に抜けるつもりではない。この辺りはまだ問題ない規格だ。

集落を抜けるとあっという間に細くなった。この先でr49に抜けられるからか、意外に交通量がある。

本格的に険道になった。デリニエーターが、ここが県道であると訴えかける。

分岐が現れた。路面からは左が主要路のように思われるが、県道は右だ。分岐地点にある看板にそれがはっきりと書いてある。

分岐を右に進んで振り返ると、ネットで何度も見た犬山市の標識が現れた。多治見から抜けてきてこの標識を見ると、多分全く違う気分になるのだろう。
ここから先は再び小牧市だ。

r16は遂に未舗装路になった。さらに進む。

再び分岐が現れた。r16は右上だ。

上の写真に写っているポールは、通行不能の標識である。なぜか反対を向いている。

当初はちらっと覗くだけにしておこうかと思っていたんだけれど、先に進んでみる気になった。夏はかなり藪化するらしいので、真冬の今はベストなタイミングだ。

勾配が落ち着いた。山道にしか見えない県道を進む。

路面が削られている。左手にある石垣の高さからするとかなりの深さが削られていることが予想されるが、ここはまだまだ前座だ。

今日はこの道を多治見まで突破はしない予定。自転車を置いて進む。

ヘアピンカーブを曲がって上段に上ると、路面が乾いた。この辺りは自転車が欲しくなる。

進むと、r16はハーフパイプのコースのようになった。ここから先がr16の神髄だ。

地図のリンクは https://ridewithgps.com/routes/41431689

現時刻は15:40。ここまで2 h強で29 km走ってきた。
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